なにかと話題にのぼることも多いブンデスリーガですが、じつは個人的には全く詳しくありません。
そこで今回は、備忘録を兼ねてドイツサッカーの最高峰リーグ「ブンデスリーガ」について書きたいと思います。
ブンデスリーガは、欧州5大リーグの一つでもあり、日本人選手も数多く活躍しています。
ブンデスリーガとは?
ブンデスリーガ(Bundesliga)は、1963年に設立されたドイツのプロサッカーリーグです。現在は18チームが参加し、シーズンは8月から翌年5月まで行われます。
各チームはホーム&アウェーで試合を行い、合計34試合を戦います。
ブンデスリーガの特徴
- 攻撃的なプレースタイル:試合展開が速く、得点シーンも多いため、観戦していて、とてもエキサイティング。
- 観客動員数が世界トップクラス:特にボルシア・ドルトムントのホームスタジアム「ジグナル・イドゥナ・パルク」は8万人以上を収容し、常に満員に近い状態です。
- 若手育成の強さ:ブンデスリーガは若手選手を積極的に起用し、世界に羽ばたく選手を輩出しています。
主なクラブ紹介
- バイエルン・ミュンヘン(FC Bayern München):ドイツ国内最多優勝を誇る名門クラブ。ヨーロッパでも強豪です。
- ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund):熱狂的なファンで知られ、若手育成にも定評があります。
- RBライプツィヒ(RB Leipzig):近年急成長を遂げたクラブで、注目されています。
- バイエル・レヴァークーゼン(Bayer Leverkusen):安定した成績を誇るクラブです。
個人的に注目しているクラブ
SCフライブルク(SC Freiburg)
フライブルクの街に近い場所に住んでいると、自然とこのクラブに親しみを感じ、応援したくなります。
さらに、過去や現在にわたり日本人選手が在籍しており、その存在が日本からも注目される理由の一つです。堅実な戦術や選手育成が特徴で、近年は欧州大会にも進出。地元ファンから熱烈な支持を受ける魅力的なクラブです。
2021年に新しいスタジアム「ヨーロッパ・パーク・スタジアム(Europa-Park Stadion)」が完成し、より多くの観客を収容できるようになりました。ますます活躍が楽しみなクラブチームです。
Thorbjörn Jörger, CC BY-SA 3.0 DE https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/de/deed.en, via Wikimedia Commons
SC Freiburg にゆかりのある日本人選手(2025年8月現在)
矢野貴章(やの きしょう)選手:2010年から2012年までSCフライブルクに在籍したフォワードの選手。日本代表としても活躍し、ドイツでの経験を積みました。
堂安律(どうあん りつ)選手:2022年から2025年まで、SCフライブルクでプレーしていたミッドフィールダー。巧みなドリブルと得点力でチームの攻撃を牽引しています。2025年からはアイントラハト・フランクフルトへ完全移籍して5年契約をしました。今後の活躍にも期待が掛かります。
鈴木唯人(すずき ゆいと)選手:2025年からSCフライブルクへ移籍。契約期間は公表されていませんが、長く活躍を期待したいです。
ブンデスリーガと日本人選手
ブンデスリーガは日本人選手にとっても非常に重要な舞台となっています。これまで多くの日本人選手がこのリーグで活躍し、日本とドイツのサッカー文化の架け橋となってきました。
たとえば、香川真司選手は2010年から2012年、そして2014年から2018年の2度にわたりボルシア・ドルトムントでプレーし、リーグ優勝やカップ戦制覇に貢献しました。長谷部誠選手は2014年から現在までアイントラハト・フランクフルトでプレーを続け、キャプテンとしてもチームを牽引しています。さらに、遠藤航選手は2020年からVfBシュトゥットガルトに所属し、クラブの中心的な存在としてプレーしています。
過去には内田篤人選手がシャルケ04(2010年から2017年)で活躍し、チャンピオンズリーグでも印象的なプレーを見せました。また、岡崎慎司選手は1.FSVマインツ05(2011年から2013年)でゴールハンターとしての才能を発揮しました。堂安律選手も2022年からSCフライブルクに所属し、攻撃の重要なピースとして注目を集めています。
日本人選手がブンデスリーガで成功を収めている理由の一つには、ドイツの戦術的なスタイルや厳格なプロフェッショナル環境が挙げられます。これらは日本人選手の真面目な性格や勤勉なプレースタイルに非常にマッチしており、海外での飛躍の場として理想的な環境を提供しています。
今後もブンデスリーガでの日本人選手の活躍が期待されており、日本のサッカーファンにとっても目が離せないリーグです。
日本からドイツサッカーは観られる?
配信サービス
- Abema(アベマ)
- Amazon プライム・ビデオ
- スカパー!サッカー
- SPOOX
日本向けの公式からの情報発信
YouTube(公式ハイライト)
- ブンデスリーガの公式YouTubeチャンネル(Bundesliga Official)で、試合のハイライトや選手のインタビュー、特集動画など、さまざまなコンテンツが提供されています。
- 日本語字幕付きの動画も公開されることがあり、日本のファンにも親しみやすい内容となっています。
X(旧Twitter)
日本向けの情報発信として、ブンデスリーガ日本語版の公式X(旧Twitter)アカウント(@Bundesliga_JP)も運営されています。こちらでは、最新の試合情報や日本人選手に関するニュースなどが日本語で提供されています。
9月の日本代表メンバーに #ブンデスリーガ から堂安律、町野修斗、佐野海舟、鈴木唯人、藤田譲瑠チマの計5選手が選出されました!🇯🇵👏 https://t.co/lCJE2as2IN
— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) August 28, 2025
サッカー関連の単語
サッカー関連のドイツ語単語と例文を書き出してあります。
サッカー関連の名詞
ドイツ語 | 日本語訳 | 読み方(カタカナ) |
---|---|---|
das Fußball | サッカー | ダス・フースバール |
der Fußballspieler | サッカー選手 | デア・フースバールシュピーレル |
das Tor | ゴール | ダス・トール |
der Torwart | ゴールキーパー | デア・トールヴァルト |
der Schiedsrichter | 審判 | デア・シュピーツリヒター |
der Ball | ボール | デア・バル |
das Spiel | 試合 | ダス・シュピール |
der Angriff | 攻撃 | デア・アングリフ |
die Abwehr | 守備 | ディー・アブヴェアー |
das Tor erzielen | ゴールを決める | ダス・トール・エルツィーレン |
der Elfmeter | ペナルティキック | デア・エルフメーター |
das Foul | ファウル | ダス・ファウル |
der Freistoß | フリーキック | デア・フライシュトース |
die Mannschaft | チーム | ディー・マンシャフト |
das Unentschieden | 引き分け | ダス・ウンエンツヒーデン |
動詞
ドイツ語 | 日本語訳 | 読み方(カタカナ) |
---|---|---|
schießen | (ボールを)蹴る、シュートする | シーセーン |
passen | パスする | パッセン |
spielen | (試合を)する、遊ぶ | シュピーレン |
verteidigen | 守る | フェアタイディゲン |
angreifen | 攻撃する | アングリフェン |
例文
- Das Fußballspiel beginnt um 18 Uhr.
サッカーの試合は18時に始まります。 - Der Torwart hat einen fantastischen Save gemacht.
ゴールキーパーは素晴らしいセーブをしました。 - Die Mannschaft hat das Tor in der letzten Minute erzielt.
チームは最後の瞬間にゴールを決めました。 - Er schießt den Ball ins Tor.
彼はボールをゴールにシュートします。 - Die Spieler passen sich gut miteinander.
選手たちはよくパスを回します。